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教室からのメッセージ2


音楽で右脳、左脳を育てる<学ぶという事とは・・・>(2014.2.16)

音楽で右脳、左脳を育てる<学ぶという事とは>・・・ピアノを習って何か良いことがあるの?

「学ぶ」を広辞苑で見ると、「まねること、教えを受ける、ならって行う、習う、」が初めにでてきます。 学問をするというのは2番目の解釈になっています。つまり、学ぶことは、まず教えを受けながら、それを元に実践してみることで自分の力として蓄積されてゆき、成長してゆくのであろうと思います。 指導を受けるということは、「自らが学んで気づくこと」が教えを受けることで的確に指摘され、自らがやる気を持ってそれを実践してゆくことになるのであろうと思っています。

現在、“体罰などを含む強制された指導がより優れた結果が早く得られる”という指導方法が大きな社会問題になっています。 「自らが学んで気づかせること」がいかに難しい時代になってきたのかと考えさせられます。

 例えば、“ピアノを習って何か良いことがあるの?”の疑問にどのように答えれば良いのでしょうか? 将来の役に立つからとか、ピアノを弾くことが自慢になるからとか、・・・これらは今の子ども達への回答にはなっていません。将来ではなく、子どもにとっては“今”なのです。それに答える必要があるのです。

楽しみながらピアノを弾く時間を持てることで、子ども達の心が癒されて、毎日の生活にリラクゼーションを与えることが出来、結果的に生活のリズムが良くなり学校での勉強が好きになるという期待があります。 子ども達自身や親御さんの考え如何によりますが、そのチャンスは与えるべきであると考えています。

家では練習しないけどレッスンには休まず通って、楽しそうにピアノを弾く子ども、中々上手にはならないけど一所懸命に練習する子ども、そんな子ども達が居ます。

”バッハは子だくさんの父でした。
「子どもたちを音楽的に育てるには左右の脳をバランス良く育てることが大切である」
、インベンションの序文に書いています。 そのことをまず自分の子ども達のために左右の手をほとんど同じように使うインベンションやシンフォニアを初めとする沢山のポリフォニーの楽曲を書きました。左手を使えば右脳が刺激され、右手で表現豊かに演奏することにより左脳が活発になるそうです。(杉浦日出夫先生の講座より)

私の生徒さんの中にも東大、京大に進学し、卒業して、現在社会の中で活躍している人がいます。その子達の日常生活を聞いてみると、“もの凄く練習した後は、もの凄く勉強したくなるそうです”。 その繰り返しであまり苦労せず進学できたと話していました。

これからも、子ども達を温かく見守りながら、大きくなってもピアノを楽しんで弾けるようなレッスンを続けて行きたいと思っています。子ども達の成長が楽しみです。

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